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!PARTITION

1行目

!PARTITION, TYPE=<type>, METHOD=<method>, DOMAIN=<domain> [, optional parameter]
パラメータ
TYPE 領域分割タイプ (必須)
METHOD 領域分割手法 (必須)
DOMAIN 領域分割数 (必須)
DEPTH オーバーラップ深さ (省略可)
UCD 領域分割イメージ用UCD ファイルの出力 (省略可)
CONTACT 領域分割における接触点の扱い (省略可)
CONTACT_OWNER 並列接触の所有方式 (省略可)
パラメータ パラメータ値 内容
TYPE NODE-BASED 節点ベース分割
ELEMENT-BASED 要素ベース分割
METHOD RCB RCB 法、2 行目に分割基準軸の指定が必須
KMETIS kMETIS
PMETIS pMETIS
DOMAIN 領域分割数
DEPTH 部分領域のオーバーラップ深さ(省略時はDEPTH=1)
TYPE=ELEMENT-BASEDの時は指定不可
UCD UCDファイル名(省略可)
CONTACT DEFAULT 接触点を考慮せず通常の領域分割を行う (SIMPLEと同じ扱い)
AGGREGATE マスター面とスレーブ面を同一サブドメインに割り当てる
DISTRIBUTE マスター面の節点を各サブドメインに均等に分配する
SIMPLE 接触点を考慮せず通常の領域分割を行う (DEFAULTと同じ扱い)
CONTACT_OWNER MASTER マスター所有方式(省略時)。マスター面を要素所有領域で分割し、スレーブ節点を各マスター所有領域に複製する
SLAVE スレーブ所有方式。スレーブ節点をその所有領域だけが保持し、その領域にマスター面全体を配置する
TYPE=NODE-BASEDの時のみ指定可

CONTACTCONTACT_OWNER は独立したパラメータであり、任意に組み合わせられる。

CONTACT_OWNER

並列接触解析において、どの領域が接触ペアのどの部分を担当するかを指定する。

MASTER(省略時)はマスター面を要素の所有領域で分割し、スレーブ節点をマスター面を持つ全領域に複製する。重複した接触候補は領域間の集約で調停される。

SLAVE はこれを反転させる。各スレーブ節点はそれを所有する領域だけが保持し、その領域は接触ペアのマスター面を丸ごと受け取る。有限すべり(!CONTACTINTERACTION=FSLID)では、スレーブ節点が滑ってマスター面の領域分割境界をまたぐことがある。MASTER ではマスター面の隣接関係が領域ごとにしか構築されないため、境界で隣接探索が途切れてスレーブ節点が一度非接触と判定され、Lagrange 乗数と摩擦の履歴が失われる。SLAVE では探索に必要なマスター面が常に同一領域に揃っているため、この問題が起きず、解が領域分割数に依存しない。

SLAVE を指定した領域はマスター面全体を保持するため、その領域のメモリ使用量と、隣接領域数が増加する。TYPE=ELEMENT-BASED との併用はできない。

2行目 (METHOD=RCBの場合のみ必須)

(2行目) DIR1, DIR2, DIR3, ... (分割回数分指定)
変数名 属性 内容
DIRX C 分割基準軸 (小文字のx, y, zで指定)

制御ファイルの実例

実例1

!PARTITION, TYPE=NODE-BASED, METHOD=RCB, DOMAIN=8, DEPTH=1, UCD=mesh.inp
x, y, z

実例2

!PARTITION, TYPE=ELEMENT-BASED, METHOD=PMETIS, DOMAIN=32

実例3 (有限すべりの接触解析)

!PARTITION, TYPE=NODE-BASED, METHOD=PMETIS, DOMAIN=8, CONTACT_OWNER=SLAVE